紅葉

こんにちは・・・

まずは長らくのご無沙汰をごめんなさい。。。

ここ数年辛い時期を過ごしてまいりましたが、今年は特に辛かった。。。


その中でも良いニュースもあり、長男の就職が決まりました。
来春に旅立ちます、、、これからいろいろ大変だけど、まぁ~精一杯社会の中で力試しをして、いっぱい失敗もして、たくさん周りの人に助けられ、心身ともに成長する事だと思います。

ガリガリで怖がりの子供が、、、一時期は「将来大丈夫か!?」って真剣に心配した事も・・・、私自身が足踏みしている何年間かで、まぁ~色んな良い先輩方や友人達にも恵まれ、学校やバイトで沢山の苦労や充実感を経験し。。。
あっと言う間に胸を張って社会に送り出せる人間になっていました。

今の私がダメなだけに、この成長は紛れもなく、長男自身が暖かい周りの方々の力を借りて、「自分で判断し」「人として進むべき道を選び」確かで豊かな人間性を育んできたものだと思います。

まぁ、とは言え人間だし、若いから、まだまだな部分も多々あるけど、それはそう、普通の若者並にね♪
変にませて無く、普通でいて、でも何をやるべきかはちゃんと分かっている人間になれたのが、何よりも嬉しい限りです。

「必要な時に必要な理解や行動を」とか「絶妙なバランス感覚」なんてのは、方向性さえ見失わなければ、社会にもまれながら何となく身に付くものだからねぇ~。。。

って事で娘と3人で長男の紅葉追い出しコンパに行きました。

写真上・・・日照の関係か?紅葉の時系列みたい・・・
写真中・・・ん~、紅葉はさておき、実の生る樹木っていいなぁ・・・
写真下・・・そしてカメラが壊れ、問合せ先のSONYにも無視され・・・

萩の続き・・・暑かったぁ~。。。

写真上
「松下村塾」「松陰先生のご実家」の裏にある「松陰神社」

写真下
山陰本線を数十キロ下った所にある「棚田」
写真マニアにはちょっと有名な場所で、本当は夜明け前に訪れると海に浮かぶ漁火と 棚田の水がうっすら明るくなりかけの空を映し出すと言う絶景に出会えるそうで・・・

萩の宿で午前4時台に娘と同時に目が覚めたのだけど、二人とも目が合って阿吽の呼吸で二度寝するんだからまあそんなもんでしょ。
ただ、ここについた時点、迷いに迷って交番まで押しかけて場所を聞いてやっとたどり着けてのだから、真っ暗な時に向かっても彷徨っている間に夜が明けてしまうっのは言うまでも無いかな。

「原風景」ってよく聞くけど、少なくとも多くの方々の「原風景」にはない歴史と生活の中に必然として存在する「今」でした。
でも、「私たちのノスタルジー」には無い美しく厳しい自然の中で、大きなインパクトを心に訴えてくるのでした。

ヅラじゃない!

先日「萩」へ行ってきました。
昔から小京都として人気の街ですが、一般に小京都?を想像すると、良い意味で期待を裏切ってくれる閑静な街です。

実際車で移動すると本当にとても小さくまとまっており、その点観光客には親切!
湯煙も賑やかな温泉地では無いものの、平成になってから少しずつ温泉のお風呂を持つ宿が出てきて、史跡と温泉で人気の絶える事のない観光地です。

説明すると長くなるから割愛しますが、感想を一言で言うと「こんな小さな街で近代日本の基礎となる思想や人が生まれ、大きく羽ばたいて行った事」にある意味興奮と戸惑いを感じます。

吉田松陰先生(古い現地の方は親しみを込めてこう言ったそうです)の才能と人柄が大きな波を生み出していったのかも知れません。。。

写真上
木戸孝允(後の桂小五郎)のお宅にお邪魔してきました。
ここ数年はどうしても「銀魂」のイメージが・・・

写真下
街に残る武家屋敷の土塀
隣接区域には商人・町人の屋敷跡も多数点在

11年の春

昨日近親者の病気克服祈願に区内の神社へ一人で行きました。

桜が満開でとても綺麗でした。。。

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昨日撮ってきました

一昨年前までは桜の季節に家族で来たのになぁ~。


今は家族一人の心が皆から離れちゃって、「家族で・・・」
って言うのが無理みたい。

またみんなで来れるようにならないのかなぁ?

皆さんも日々生活をしていると色々あるし、いつもいつも
お互いを見つめている事も出来なくて当たり前。

でもどの方向が基本か!を見失わないようにして下さい。

生きていれば「ストレス」「誤解」「イライラ」「志向の相違」
等で、時には同じ方向を見れなかったり、距離が一定でな
かったり・・・、と色々ありますよ。

時々は周りの人たちに「当たったり」「失礼な態度で接したり」
「わがまま言ったり」も良いかもしれません。

でもね、相手や家族も人間、一切の理由も言わないで、何年も
そんな事をしていたら、周りも悩みますし傷つきます。

みんな人間だから、それぞれに問題を抱えていたり、まだまだ
成長の過程だったり、性格や人間性も全然完ぺきでは無いけど。

それは相手も同じ事、「そこまでされる覚えがない・・・」
だからみんな「見捨てられた感」や「そんなに悪い事したのか?」
って、そして「自分にはそんなに信頼性も価値も無いのか?」って
ずっと考えています。

意思の疎通がない限り「覚えもないし、よく分からないけど・・・、
相手にとっては自分はそんな価値しかないだろうなぁ~」って
事だけはひしひしと感じるのです。。。

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一筋の光が見えれば、どんなに救われるのだろう・・・

紅葉を満喫♪

昨日娘とお隣の小京都、下関市長府(山口県)へ行きました。
竜馬ブームなのか?昔の長府では考えられない観光客!
同県の萩と並ぶ維新の町が近年脚光を浴びてきたようです。

功山寺(こうざんじ)参道・・・
アマチュア写真家?・・・って、家の娘です。

山門・・・
功山寺は高杉晋作と後の伊藤博文が、倒幕のため兵を集め
軍を決起した場所だそうです。

国宝仏殿前のもみじ・・・
(もみじとカエデの違いは調べましたが、ここでこだわる事では
ないので・・・)



覚苑寺(かくおんじ)・・・
長府藩3代藩主毛利綱元が建立したお寺で、幕末には奇兵隊が
本陣を置いていたそうです。

前日まで3日ほど曇っていたり雨だったり・・・でも当日は一転
日差しも眩い小春日和だったのは、とてもラッキーでした。

で、帰ったらまた雨だって・・・
んんんっ?ここ数年公私ともに最悪だった時に変革が訪れる
兆しかな?
萩で来たるべき新時代を夢見て、沢山の学問と理念を学んだ
維新志士達がこの長府で決起し、この国の体制や文化が大きく
変わるムーブメントを少しだけ分けてもらったような気がします。

秋色の夕景

昨日を境に突然の秋でした・・・
これだけ夏が長いとあっと言う間の秋が通り過ぎるのでしょうね。

一番綺麗で一番気持ちの良い季節、見逃さないようにいっぱい秋を
満喫できればと思います。

風が心地良いです・・・

そして昨日遠い街より「いとこ」(漢字はあえて書きません)の訃報が届きました。
幼い頃から体に障害を抱えており、それでも彼は自分ができる限りの事やお仕事にチャレンジをして一生懸命生きてきました。
障害は今の医学では治す事ができず、少しでも進行を遅らせるのが精いっぱい、ここ数年はテーブルや机を手掛かりに少しの距離を移動するような状態だった様です。
彼の自宅には15年前お仕事で上京した際に一泊させてもらいました、お世話になった彼の母親(私にとっては叔母です)も脳梗塞からしばらくの要介護生活を送って、数年前に他界。6年前に叔父さんが介護に疲れ果てて叔母兄弟(九州に住む私の父兄弟)に渾身のヘルプを求めたお便りを送って来た時に、私は「皆70歳を過ぎ、足腰のおぼつかない老人達に、「心配だろうけど行っても介護のお手伝いができるどころか、何もできない自分にショックを受けて気力を失う」リスクを優先し、行かない決断を勧めました」・・・

「自分達でできる事とできない事をちゃんと考える」「相手の苦労を理解ししっかりと感謝の気持ちを伝える」「現実的に相手の苦労を解消できる方法を実行する」等の提案をし、「数十万円の旅費滞在費を掛けて行って故障をしたり、何もできず無力感に苛まれて帰ってくる」のは、老人達には耐え難く。同じお金で少しでも効率的なプロにお願いする事が、今は叔父さんの疲労を一番解消できる手段であると言う事を選択させました。

勿論「本当の兄弟が実際の介護を体験し、その苦労や心労を肌でわかってほしい」と叔父さんが思っている事も十分にわかっていたつもりです。

県内や隣県だとそんな心配もなく、行ける人が交代で・・・って方法もあったと思いますが、年金暮らしの叔父や叔母達には日本を横断するくらいの移動と費用はとても重く、「経験も自信はないけど、とりあえず行ってみる?」(皆さんはそう言っていた)ってのは、私には賛成できませんでした。

そんな内情を率直に説明し、叔父さんに事情を伝えたのが、その長男である彼でした。
私は一宿一飯の恩をとんだ裏切りで返してしまいました、でも考え抜いた結果そうする事にしました。

そののちすぐにに介護が必要だった叔母が亡くなり、昨日障害の病状が進行していた彼(長男)がお亡くなりになったとの事でした。

自分の選択が100%正解だなんて思った事はありませんが、また同じ様な事があれば、同じ選択をすると思います。そして私はその選択と責任をずっとずっと抱えて生きて行きます。

今は只々、お亡くなりになった彼のご冥福をお祈り申し上げます。

そして、あの時は彼と彼の父親に、とってもがっかりさせる結果を本当にごめんなさい・・・

さくらふたつ

2010年のさくらをふたつ・・・

見頃になりそうなタイミングでクッと冷え込んでまいりました。
お日柄くらい景気に左右されずに、花開く時に暖かい陽気と綺麗な空を演出してくれれば良いのにねぇ。
昨日娘と桜を撮りに行きました。桜が綺麗な普通の市街地数ヶ所を・・・
そのうち2点をここにご紹介します。
桜の種類は数十種との事で、誤解されるとご迷惑をおかけしますので正確な名称はご勘弁下さい・・・

昔から私たちの近所では一般的に「桜」と呼んでいる桜です・・・
花びらが大きく光に映えてダイナミックです。

そして私たちでは「しだれ桜」と呼んでいる桜・・・
色が濃くて綺麗です。

前回の投稿でご心配をおかけ致しました皆様、少しずつですが
互いの気持ちを理解できるよう、皆で話し合っています。
お心遣いとても嬉しく感謝致します。。。

あっという間に冬景色

「冬模様」と言っても、ここ九州の都市部では「雪景色」は年末にはあまり見られず、
どうしても年越しになってしまいます。。。

街の様子やライティング、勿論芯から冷える冷たい空気が冬を伝えてくれます。

だから昨日は市内でも北の港町へ行きました。

100年前に九州の交通の起点であり、国内でも主要な貿易港でもあった街には、
旧財閥系のビルや大手商船系の建物が多くあり、家主が去った今も歴史的な
遺産として、昔とは違った形でこの街を支えています。